松田 大作 講師
■指導科目:算数、国語、理科、社会
■所属校:TOMAS二子玉川校
https://www.tomas.co.jp/class/futagotamagawa/「生徒の人生を変える」ことを目標に、御三家中をはじめ難関校に多くの生徒を送り出してきた。別エリアに引っ越しても、松田先生を慕って二子玉川校に通い続ける生徒もいる。
2024年度合格実績
開成中、桜蔭中、女子学院中、栄光学園中、海城中 ほか
生徒にはいつも「一つひとつの言葉を大切に使う」ように指導しています。
私は中学受験の全教科を指導していますが、教科以前の問題として、文章を正しく読むこと――私は「読文」と呼んでいます――ができない生徒が増えているように感じています。文章全体から意味を考えるのではなく、一部の言葉だけを取り出して勝手に解釈してしまうようなケースがしばしばあるのです。これではいくら知識を蓄えたところで正しく解答できません。
「読文」ができるようになるためには、まずは自分が言葉や文章を正しく使い、自分の言葉の意味に責任を持つことが必要です。そのため「一つひとつの言葉を大切に使う」ことは厳しく指導しています。
「必ずここまでやる」という厳密なカリキュラムではなく、バッファをもたせたカリキュラム作成を意識しています。中学受験生はその授業での出来によって次回の授業の進度や内容を柔軟に変える必要がありますから、かなり頻繁にカリキュラム修正が発生します。厳密すぎるカリキュラムでは柔軟な修正が難しくなってしまいます。
もちろんそれは、目標や道筋が不明確な、場当たり的なカリキュラムとは異なります。志望校や、時期ごとに到達しておきたい学習目標などは明確にしつつ、細かな部分は臨機応変に対応できるカリキュラムにしています。
数年前、私の母校である麻布中に合格した生徒のことをよく覚えています。その生徒は小6の夏ごろまでは開成中を志望していたのですが、私から麻布中の話を聞いて気になったようでした。どちらを受験するか決めかねていたようですので、8月末に開成中と麻布中の入試問題を両方解いてもらい、「『楽しい』と感じた方を志望校にしては」とアドバイスしました。よく「入試問題は学校からのメッセージ」などと言いますが、入試問題を解いて良い印象をもった学校は、入学してからの相性が良い傾向にあると思います。
結果、麻布中の問題を気に入り、小6秋から志望校を麻布中に変更。自分にピッタリな学校が見つかったことから、彼はさらに意欲的に勉強に取り組みました。開成中と麻布中では傾向がガラリと変わってしまうため対策には苦労しましたが、見事私の後輩になってくれました。
生徒に、「TOMASで勉強したおかげで変われた」と言ってもらえることが一番嬉しいです。合格した生徒や保護者からそのような手紙を頂くこともあり、感無量です。
2024年度入試で開成中に合格した生徒からの直筆の手紙とともに。生徒は手紙の中で、松田先生のことを「人生の師」と呼んでいた。
現在は後進の講師の育成にも力を入れています。また、授業で使用している自作の教材を書籍化し、より多くの方に使っていただけるようにできたらと考えています。
松田講師の授業に
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松田 大作講師の合格実績
開成中、麻布中、女子学院中、桜蔭中、慶應中等部、慶應普通部、早大高等学院中学部、聖光学院中、栄光学園中、渋谷教育学園幕張中、洗足学園中 ほか
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