
中学入試最新情報

【2025年度 駒場東邦中学校】偏差値や入試情報、過去問対策について徹底解説!
駒場東邦中学校に入りたい!
学校の基本情報と2026年度入試対策を徹底解説!
東大や医学部などへの高い進学実績を誇る、男子進学校の駒場東邦中学校。
多くの中学受験生が夢の志望校として合格をめざしています。
この記事では、駒場東邦中学校の基本情報をふまえた上で、入試対策としての過去問の使い方について解説します。
現在の実力と志望校のレベルに差がある場合でも、過去問を正しく活用して志望校の出題傾向に沿った対策を進めれば、入試本番までに合格力をつけることは十分に可能です。
夢の駒場東邦中学校合格に向かって、最後まであきらめることなく対策を進めていきましょう!
記事作成日:2025年8月19日
記事執筆者:TOMAS
【 目 次 】
- 駒場東邦中学校・高等学校について
- 駒場東邦中学校・高等学校の特徴
- 駒場東邦中学校・高等学校の教育理念
- 駒場東邦中学校・高等学校の学費
- 駒場東邦中学校・高等学校の奨学金制度
- 駒場東邦中学校・高等学校の大学合格実績
- 駒場東邦中学校の入試について
- 駒場東邦中学校の偏差値と入試難易度
- 駒場東邦中学校の入試日程
- 駒場東邦中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率
- 駒場東邦中学校入試の受験科目・科目別配点と試験時間
- 駒場東邦中学校入試の攻略方法
- 駒場東邦中学校入試の過去問
- 駒場東邦中学校を受験するならTOMAS
- TOMASは、個別なのに進学塾
- TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
- まとめ
駒場東邦中学校・高等学校について
首都圏を代表する、中高完全一貫の名門男子校。「自主独立の気概と科学的精神」を持った、次世代のリーダーを育てる。先輩後輩のつながりが非常に強く、各界の第一線で活躍している卒業生が自らの仕事について語る講演会などを実施。学校行事も活発で、春の体育祭、秋の文化祭、校内体育大会など中高合同の行事は、生徒の主体的な企画運営で行われている。2022年に創立65年を迎えた。
- ◎ 住所
- 〒154-0001 東京都世田谷区池尻4-5-1
- ◎ 最寄り駅
- 駒場東大前駅(京王井の頭線)徒歩10分
池尻大橋駅(東急田園都市線)徒歩10分 - ◎ 駒場東邦中学校をめざす受験生へ 平野 勲 校長先生からのメッセージ
-
(※TOMAS会員誌『スカラ』2018年8月発行号より抜粋)
駒場東邦はとにかく楽しい学校です。「駒東ファミリー」という言葉があるほど仲が良く、強い絆で結ばれています。仲間の存在によって自分の中に眠っていたものが目覚めていく。そんな経験を6年間でたくさんしてほしいと願っています。在校生・卒業生全員で待っていますので、ぜひ多くの受験生に本校をめざして頑張っていただきたいと思います。(談)
駒場東邦中学校・高等学校の特徴
自主性を重んじる校風
学校行事やクラブ活動の多くにおいては、教員と生徒がよく話し合い、その上で生徒たちが自主的に運営しています。
高い進学実績
卒業生のおよそ6人に1人が東大へ進学するなど、高い合格実績を誇ります。
駒場東邦中学校・高等学校の教育理念
生徒一人ひとりの個性や能力を磨き、豊富な知性と科学的教養があり、健康で行動力を備えた社会に貢献できる人物の育成をめざします。
駒場東邦中学校の学費
駒場東邦中学校の公式ホームページによれば、2025年度の学費等は次の通りです。
(1) 入学金 | 300,000 円 |
---|---|
(2) 授業料(年額) | 492,000 円 |
(3) 施設維持費(年額) | 48,000 円 |
(4) 後援会費(年額) | 270,000 円 |
(5) 生徒会費(年額) | 9,000 円(入会金 1,000円含む) |
(6) PTA会費(年額) | 8,000 円(入会金 4,000円含む) |
※教育充実寄付金(任意) 300,000円から
駒場東邦中学校・高等学校の奨学金制度
駒場東邦中学校・高等学校には下記の奨学金制度があります。
- 菊地龍道記念奨学資金
- 深瀬悟史記念奨学資金
- 学費減免制度
給付条件および詳細は学校のホームページでご確認ください。
駒場東邦中学校・高等学校の大学合格実績
東大 | 京大 | 一橋大 | 東工大 | 東京 医科歯科大 |
東京科学大 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2025 | 39 | 12 | 8 | – | – | 8 |
2024 | 44 | 8 | 7 | 4 | 3 | – |
慶應 | 早稲田 | 上智 | 国公立※ 医歯学部 |
私立 医歯学部 |
海外大 | |
---|---|---|---|---|---|---|
2025 | 89 | 100 | 29 | 21 | 65 | 3 |
2024 | 74 | 93 | 9 | 20 | 70 | 0 |
※防衛医科大含む
駒場東邦中22名合格!
2025年度のTOMAS合格実績はこちら
駒場東邦中学校の入試について
駒場東邦中学校の偏差値と入試難易度
駒場東邦中学校の偏差値は66です(2024年度/森上教育研究所調べによる)。中学入試における最難関校のひとつです。
駒場東邦中学校の入試日程(2026年度)
①出願情報入力・入学検定料支払
2025年 1 月 10 日(金) ~ 2025年 1 月 26 日(日) 〈インターネット出願〉
②入学試験日
2026年2月1日(日)
③合格発表日
2025年2月2日(日)9時 出願サイトおよび駒場東邦中学校玄関ホールにて発表
④入学手続き期間
合格者は、入学金を2025年2月2日(日)16時までに納入
※②入学試験日以外の最新情報は学校のホームページでご確認ください。
⑤中学校説明会
2025年10月12日(日)・18日(土)・19日(日)
※最新情報は学校のホームページでご確認ください。
駒場東邦中学校入試の受験者数と合格者数・実倍率
駒場東邦中学校の受験者数と合格者数・実倍率は下記の通りです。
定員数 | 偏差値 | 偏差値 前年差 |
受験者 | 受験者 前年差 |
合格者 | 合格者 前年差 |
実倍率 |
---|---|---|---|---|---|---|---|
240 | 66 | 0 | 597 | ▲30 | 297 | 0 | 2.0 |
※偏差値は2024年度の情報です。 |
駒場東邦中学校入試の受験科目・科目別配点と試験時間
駒場東邦中学校の受験科目・科目別配点と試験時間は下記の通りです。
科目 | 満点 | 試験時間 |
---|---|---|
国語 | 120点 | 60分 |
算数 | 120点 | 60分 |
理科 | 80点 | 40分 |
社会 | 80点 | 40分 |
駒場東邦中学校入試の攻略方法
駒場東邦中学校の国語で合格点をとるポイント
縦軸と横軸を発見し短文化
長い物語文読解のコツは、場面分けしながら筋(縦軸)を押さえ、他の登場人物との関係を横軸として、文章全体を把握することです。それぞれの場面を要約し、それをもとに指定の字数に合わせて記述する訓練を積みましょう。また、前書きにも筋を押さえるヒントがある(2025年度なら「こっそり」「気にかかる」などの表現が、筋を押さえるヒントになります)ので、内容理解に活用できます。
駒場東邦中学校の算数で合格点をとるポイント
記述対策と図形の総合力を高める
2025年度も答えの出し方や理由を説明する問題(2題)があったため、過去問演習などでしっかりと対策しておきましょう。標準的な問題でも途中式を丁寧に書く習慣をつけておく必要があります。毎年合否のカギを握る図形問題は、平面図形、立体図形ともに補助線の引き方、作図方法などの技術だけでなく、思考力、イメージ力が求められるため、あらゆるパターンの問題をこなして、図形の総合力を身につけておきましょう。
駒場東邦中学校の理科で合格点をとるポイント
日頃から興味・関心を広げておく
基本的知識をしっかり押さえておくことは言うまでもありませんが、時事問題や実験考察、話題になった事項なども取り上げられるので、日頃からテレビやニュース、新聞などにもアンテナを張って、興味・関心を広げ、「なぜか、どうしてか?」と考える習慣が必要になってきます。また、時間的な制約が厳しいので、基本的な問題に時間をかけずに正答する、記述は正確に素早く書くなどの訓練が必要です。
駒場東邦中学校の社会で合格点をとるポイント
知識事項の徹底と過去問攻略
知識問題は、どのテキストにも載っている基本的な事項を問うものなので、まずはこれを落とさないようにしましょう。そのためにも、日ごろの問題演習を通して、自分の知識事項のあいまいな部分をなくしておく必要があります。また、資料を分析して答える思考問題や記述問題については、少々古めの過去問にまでさかのぼって十分に演習しておきましょう。模試や類題を出す他校の問題にも、可能な限りあたって慣れておくことが重要です。
駒場東邦中学校入試の過去問
過去問は何年分、いつから解く?
過去問演習は小6の9月から本格的に始めるのが一般的です。
とはいえ、単元学習が終わっていないのに焦って過去問に取り組んでも、自信を失うだけになりかねません。11月でも決して遅くはありませんので、基礎をしっかりと固めてから取り組むことをおすすめします。
逆に基礎がほぼ完成している場合や、難関校を志望している受験生であれば、夏休みから過去問に挑戦してみましょう。志望校の出題傾向を早目に把握することで、秋からの対策を有利に進めることができるだけでなく、志望校のレベルと現在の力のギャップを知ることで目標が明確になり、学習のモチベーションにもつながります。
初めて過去問に取り組む際は、第二志望校から始めるとよいでしょう。駒場東邦が第一志望なら、桐朋中や浅野中などから取り組み、段階的にレベルアップしていきます。
解く年数の目安は10年分です。駒場東邦をねらうなら、ライバルを圧倒するほどやり込んで差をつけたいところです。特に重要なのが算数の過去問演習です。難関中入試は算数で大きく差がつき、算数が合否を分けると言っても過言ではありません。算数の過去問は遅くても9月から始め、第一志望校は10年分、第二志望校は5年分、第三志望校以降は3年分を目安に解きましょう。国語も同様に第一志望校は10年分が目安です。
社会については、時事問題などは古い年度になると参考にならないため、5年分が目安になります。理科も5年分を目安に解きましょう。
過去問の復習法はどうする?
過去問演習で大切なのは、「やりっぱなしにしない」ことに尽きます。
間違えた問題は、なぜ間違えたのかを分析するところまでやるということです。ミスの原因が知識不足であれば、その単元の知識をチェックし直します。思考系の問題であれば、どの過程でミスがあったのかを確認し、条件の読み飛ばし、計算ミス、途中式の書き方など、失点原因別の対策が必要です。
近年はグラフや作図など、書かせる問題が増える傾向があります。自分ではきちんと書いたつもりでも採点官が点をつけられない答案になっていることが多々あります。「わかっている」ことを採点官にそのまま伝えられる答案づくりを心がけましょう。
とはいえ、記述答案の採点・添削指導は、集団指導の塾ではなかなか対応が難しいものです。過去問演習においては、個別指導塾などの力を借りるのも一つの方法です。
もう一つ大切なのは、過去問の解き直しをする際は、「振り返りノート」を作ること。模試も含めて、間違えた問題を時系列でノートに貼っていき、自分の解答や間違えたポイントなどをまとめます。
努力しているにもかかわらず、なかなか点数に反映されないという受験生は、どこに何があるのか整理できていないことが原因になっているケースが多くあります。振り返りノートをまとめることで、「大切なことはすべてこのノートに集約されている状態」を作ることができます。復習の効率が格段に上がるだけでなく、ノートを見直すことが精神的な支えにもなるでしょう。
過去問がなかなか解けないときは?
なぜ解けないのか、原因を分析しましょう。単元学習が十分にできておらず、知識が足りないために解けないのであれば、その単元に戻って復習し直すことが必要です。失点が目立っているようなら、どの過程でミスがあったのかを確認します。前段でも述べましたが、失点の原因が計算ミスなのか、条件の読み飛ばしなのか、あるいは途中式の書き方なのを見極め、原因別に弱点を補強することで、徐々に得点が安定してきます。
合格したお子さんも、最初に解いたときの得点率は5割以下というのが珍しくありません。解けないからといって焦らず、数を重ねて復習をしっかりと行うことで、12~1月には手応えが得られるはずです。
また、難問揃いの過去問を解いていると、簡単な問題を難しく考えてしまい、ミスが目立ってくるケースもあります。過去問演習と並行して、計算や漢字などの基礎も毎日欠かさず継続してください。
駒場東邦中学校を受験するならTOMAS
TOMASは、個別なのに進学塾
個別指導というと、学校や塾でわからなかったことを教えてもらう「補習塾」のイメージが強いのではないでしょうか。 しかしTOMASは、個別指導でありながらハイレベルな進学指導を行い、難関校への高い合格実績を出しています。 個別なのに進学塾は、TOMASだけ。
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TOMASは、本物の個別指導の力を証明!
開成14名、筑駒1名、麻布19名、駒場東邦22名、桜蔭10名、女子学院16名など難関中合格者を2025年度も多数輩出し、TOMASの「本物の個別指導」の力を証明しました。
2025年度の合格実績
まとめ
繰り返しになりますが、保護者の皆さんに心掛けていただきたいのは、点数に一喜一憂しないこと。最大の目的である「志望校の出題傾向を理解・体得すること」を忘れずに、いつどの年度を解くか、過去問演習スケジュールを綿密に組んでみましょう。第3志望校まで解き切るためには、保護者の皆さんのスケジュール管理が非常に重要になってきます。
また、お子さんが過去問を解く際には、ストップウォッチなどを用意し、時間をきっちり計って挑ませてください。入試本番では4科目タテに続けて受験します。途中で息切れしないように集中力を持続させる訓練も必要です。日曜日などに4科目続けて過去問に取り組んでみるとよいでしょう。
入試当日はわずか12歳にして一人で戦わなければなりません。普段から本番同様の環境で解く体験を積むことで徐々に自信をつけ、さらに1月入試で実戦を経験し、2月の本命校入試につなげていきましょう。
TOMASは、御三家・最難関中に強い完全1対1の進学個別指導塾です。一人ひとりの過去問演習カリキュラムや併願戦略を作成し、難関中合格へ導きます。
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