2023.12.10

メディ子ちゃんと体験!
医学部入試ガイダンス in 横浜

2023.12.10開催 医学部入試ガイダンス in AP横浜

メディックTOMASでは、最新の入試情報をお伝えする「医学部入試ガイダンス」を毎月開催しています。医学部受験生に役立つ情報満載の人気イベントなのですが、初めて参加する方は「どんな情報が得られるのかな?」「本当に役立つ情報が得られるのかな?」と、少し不安になりますよね。
皆様のそんな不安を解消するため、医学部受験生代表のメディ子ちゃんが横浜で行われたガイダンスの現場に潜入!
講演で聞けた情報から、会場の雰囲気まで、余すところなくお届けします!

はじめまして、医学部受験生のメディ子です! 医学部入試ガイダンス、ちょっと緊張する……でも医学部をめざすなら情報収集は必須。今日は精一杯レポートします!

第1部 2024年度医学部入試最新情報

第1部は、駿台予備学校 入試情報室 石原賢一氏による講演です。

まず、大学入学共通テスト(以下、共通テスト)の概観について説明がありました。このときの石原氏からの最初の言葉は「周りに流されない」でした。共通テスト全体で見れば受験者数が減っていたり、平均点が下がっていたりという傾向があるのですが、医学部受験生の目標点はあまり変わらないのだとか。そのほかにも、読解力を問う問題や、初見の問題への対処が問われることなどが強調されました。

第1部 2024年度医学部入試最新情報

共通テストの問題は、昔の共通一次試験やセンター試験のイメージで考えていると、全然違うんだとか! きちんとした対策が必要ですね。

続いて、医学部の募集定員や、各大学の必要科目や重視する点、そして2023年度入試と2024年度の主な変更点について国公立大・私立大それぞれで説明がありました。
地方での医師不足が問題になっていますが、医学部入試が依然狭き門であることに変わりはないとのこと。
国公立大では個別試験の科目に変更のある大学があり、特に小論文のみの大学は要注意とのことでした(共通テストで失敗すると挽回が難しくなるため)。
私立大では、ここ数年はコロナの影響で地方からの受験者数が減っていましたが、復調してコロナ前並みになるのでは、という分析がありました。

医学部の入試って、大学ごとに特徴があるんですね! このガイダンスに参加したからこそ、まとめて情報が得られてよかったです!

そして、特に共通テストに絡めて、受験生に大切にしてほしいことが挙げられました。

  • ・体力と集中力……共通テストで追試を避けられるよう体力をつけること、そして休憩時間が長いので集中力を切らさないことが大切です。
  • ・嫌なこと、苦手なことから勉強すること……苦手科目はむしろ伸びしろが多いと考えて、注力するのが成績アップの近道です。
  • ・面接対策を今からしておくこと……志望動機など必ず問われることは、今のうちから文章を作っておき、入試本番までブラッシュアップしていくのがおすすめです。

嫌なことから手を付ける、わかっていてもなかなかできないですよね……講演を聞いて、私も苦手な数学に目を向けようと思いました!

第2部 医学部合格者インタビュー

第2部は、メディックTOMASから医学部に合格した現役医大生2名をお招きしてのインタビュー。
今回は以下の2名にお話を聞きました。

  • Oさん:豊島岡女子学園高校から横浜市立大学医学部に合格。
  • Sさん:山手学院高校から東京慈恵会医科大学医学部に合格。
第2部 医学部合格者インタビュー

現役医大生の生の声が聞けるなんてラッキーです!いろんなお話を聞けましたが、ここでは私が気になった質問と回答をピックアップしてお伝えしますね!

医学部をめざしたきっかけはなんでしたか?

Oさん: 小6のころ、母が緑内障をり患したことがきっかけで治療法などについて調べ、眼科医になりたいと思うようになりました。今も、眼科志望であることは変わっていません。
Sさん: 自身が食物アレルギーを持っていること、そして中2のときに事故に遭い、病院で治療を受けた際の医師の姿に憧れたことで、医学部を志望するようになりました。

医学部受験のための勉強は、1日どのくらいしていましたか? また、勉強の指標にしていたことはありますか?

Oさん: 中1のころから医学部を目標にして勉強をしていました。学校の定期テストで上位を取れることを目標に勉強していて、平日では1日3時間は勉強時間を確保していました。
Sさん: 私も中学生のころから、平日1日3時間は勉強するようにしていました。休日は1日8時間勉強することを目標にしていました。

お二人とも平日でもしっかり勉強時間を確保していた印象ですが、睡眠時間はどうでしたか?

Oさん: 平均で1日6時間程度でした。朝勉強したかったのと、受験学年になる前は部活の朝練で早く家を出ることもあって、夜11時に寝て、朝5時に起きるという生活をしていました。
Sさん: 私は逆に夜型で、夜2時半くらいに寝て、6時半くらいに起きていました。また、学校から帰宅後30分~1時間くらい昼寝をして、その後集中して勉強できるようにしていました。

お二人ともメディックTOMASでT.A.(ティーチングアシスタント)として演習指導などをしていますが、T.A.目線から見てアドバイスはありますか?

Oさん: 特に数学で、式だけを書いている受験生が多いです。実際の記述の試験では、文章で方針や説明を書かなければなりませんので、意識して書き加えるように教えています。ふだんからそうした練習をしないと、本番で急にはなかなかできないので。
Sさん: 質問をするときに、「わからないところ」が具体的な受験生は、伸びるな、と思いますね。「ここがわからない」と言ってもらえれば、こちらとしても教えやすいですし、質問にかかる時間が減るので勉強時間を増やすことができます。

実際に医学部受験を乗り越えた先輩の話を聞くと、自分ももっと頑張ろうって思いますよね。他にもいろんな質問があったけど、気になる方はぜひ会場に足を運んでみてください!

第3部 【各論】新高1~高3生に向けた医学部合格戦略

第3部では、メディックTOMAS横浜校室長 鍋屋より、医学部受験の各科目で必要な力や勉強のポイントについて説明しました。

まず、総論として、高難易度で知られる医学部入試でも、基礎基本の部分を固めることが最も大切です。そのうえで、英・数・理のそれぞれについて、「基礎基本」とはいったいどこまでなのかを例題と共に解説しました。
また各論の中でも、「例えばこのような問題は無理に解かなくても、ほかの問題を確実に取れればよい」「このような教科書の章末問題レベルの設問が実際に出題されているので確実に正解したい」など、過去の入試問題から例が豊富に示されました。

第3部 2023年度私立医学部入試最新分析

過去の医学部入試で出題された問題を例にして説明してくれるから、『これができるとよい』というポイントがとってもわかりやすかったです!

医学部入試ガイダンス in 横浜を終えて…

医学部入試の概観から現役医大生の生の声、そして各科目の勉強のポイントまで、医学部受験のさまざまな事柄を網羅的にお伝えした本ガイダンス。
今回は、これから医学部をめざす新高1~新高3生向けの内容ということもあり、多くの受験生や保護者がメモを取りながら熱心に話に聞き入っていました。

本ガイダンスは毎回同じ内容ではなく、月ごとにさまざまなテーマで開催しています。また、ご来場いただいた方には、メディックTOMASから医学部に合格した先輩たちの体験記や、全82大学の医学部入試を分析した分析資料などをプレゼントしていますので、ぜひ次は実際の会場へ足をお運びください。

医学部入試分析分析資料1
医学部入試分析分析資料2

※先着順 なくなり次第終了

実際にガイダンスに参加して、役立つ情報を得られた以上に、私自身のモチベーションのアップにつながりました! 医学部入試、頑張るぞー!

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