「医学部入試分析報告会 2023私立大編」を開催しました

第1部は、駿台予備学校　進学情報事業部長　石原賢一氏による講演「医学部入試の傾向について」。駿台がもつ入試データに基づいて、今年度の大学入学共通テストを総括するとともに、国公立大・私立大 医学部の入試科目の特徴、その変更点が詳細に解説されました。志望大学合格に向けた対策・意識付けをするための情報が豊富に盛り込まれた内容でした。

第2部は、慶應義塾大、順天堂大、東京慈恵会医科大、日本医科大に通う４名が登壇した「現役医大生インタビュー」。医師をめざしたきっかけと志望校・併願校について、苦手科目をどう克服したか、基礎力を身につけるために使った教材など、4名それぞれが具体的に語りました。医学部をめざす受験生に対して、現役医大生ならではの貴重なアドバイスも送られました。

第3部は、メディックTOMAS　萩原 一裕校長による、順天堂大・東京慈恵会医科大・日本医科大・東京医科大・昭和大・杏林大の「2023年度私立医学部入試最新分析」。入試問題には大学が求めている人物像が反映されているという観点から、英語、数学、物理、化学、生物の問題分析と対策についてお話ししました。

会場には、10大学の現役医大生に直接相談できる相談ルームが設置されました。東京医科歯科大、千葉大、横浜市立大、慶應義塾大、東京慈恵会医科大、日本医科大、順天堂大、昭和大、国際医療福祉大、東邦大から各2名が相談に応じました。学習相談コーナーも設置され、学習のプロによるアドバイスを求める受験生や保護者も多く、大盛況となりました。