2024.02.18

どこよりも早い入試分析が実現!「医学部入試分析報告会 2024」を開催しました

2024.02.18 開催 医学部入試分析報告会 2024 in セルリアンタワー東急ホテル

2024年度の医学部入試をいち早く分析する、メディックTOMAS有数のビックイベント「医学部入試分析報告会2024」を、2024年2月18日(日)、セルリアンタワー東急ホテルにて開催しました。

メディックTOMAS医学部入試ガイダンス2024

会場は、医学部入試分析報告会としては初となるセルリアンタワー東急ホテル。500名規模の会場がほぼ満席となりました。

YouTubeでも見逃し配信中!

本イベントの一部を、メディックTOMASのYouTubeチャンネル上で無料配信しています。本イベントでしか聞けない貴重な情報満載ですので、ぜひご視聴ください。

駿台 石原氏による、必聴の共テ分析・入試概観! 第1部 医学部入試の傾向について

第1部は、駿台予備学校 入試情報室 石原賢一氏による講演です。2024年度の共通テストや最新情報を元に、医学部入試の傾向についてお話いただきました。

まず共通テストの各科目について分析の説明がなされたあと、共通テストや国公立大・私立大医学部の個別試験の来年度以降の変更点や、医学部入試全体がどのように変化していくかを説明いただきました。
以下、講演の内容を一部抜粋して紹介します。

【近年の国公立大医学部入試の変更点や特徴】
  • 首都圏以外の国公立大で地域枠が増加傾向(一般枠が減少)にある。地域枠は、一般枠よりも難易度が低く、地域枠を受験できない首都圏の受験生が不利になる。
  • 面接試験は重視される傾向にあり、筆記試験で合格基準に達していても、面接だけで不合格になることもある。
  • 2022年度の共通テストの平均点が相対的にかなり低かったため、第一段階選抜の基準点は緩和される傾向にある。
【2025年度の共通テストについて】
入試スケジュールが変化し、追試が本試験の1週間後になる(コロナ前と同様)。体調を崩さないよう、例年以上に注意が必要。また共通テストの本試験の日程も1月18日・19日と、例年に比べ遅い。共通テストから私立大入試や国公立二次試験まで期間が短いため、切り替えが難しくなる。
【2025年度の共通テストの新科目「情報」】
2025年度の共通テストでは、新科目「情報」が出題されることになっている。国公立大では、ほぼすべての大学が必須に。プログラミングの問題の比重が45%と大きいので、実際に自分でプログラミングをしてみることがオススメ。
第1部 医学部入試の傾向について

石原氏の講演は、貴重な最新情報が満載。熱心にメモを取る姿が見られました。

医学生のリアルがここに! 第2部 現役医大生インタビュー

第2部では、メディックTOMASでT.A.(ティーチング・アシスタント)として活躍する現役医大生4名にご登壇いただき、志望理由や受験勉強で使った教材まで、幅広く様々なことを伺いました。

  • Kさん:慶應義塾大1年 海城高校出身
  • Oさん:東京慈恵会医科大1年 横浜雙葉高校出身
  • Tさん:順天堂大1年 雙葉高校出身
  • Hさん:日本医科大2年 桜蔭高校出身

ここでは、いくつかの質問と回答をピックアップしてご紹介します。

医学部や第1志望の医学を志望した理由を教えてください。また、医学部に向けた勉強を始めた時期を教えてください。

Kさん: 父方・母方両方の祖父が病気になり、力になりたいと思ったのがきっかけです。慶應義塾大を志望したのは、iPS細胞などの再生医療の研究が盛んに行われているからです。
Tさん: 母や祖父が医師だったため、その姿や仕事に対する姿勢に憧れて医師をめざすようになりました。順天堂大を第1志望に決めた理由は、オープンキャンパスに参加して、「ここで学びたい」と思ったからです。家族の出身校ではありませんでした。

医学部合格まで、どのような計画で勉強したのかを教えてください。

Oさん: 高2までに英語・数学の基礎を固め、高3の夏休みまでに理科を固めました。英語については、英会話を幼少期から習っていましたので得意だったのですが、数学・化学に苦手があったので、基礎レベルの参考書を繰り返し使いました。
Hさん: 英語と数学の土台を高2までに作り、高3からは理科と英数の演習を進める計画でした。ただ、苦手な数学についてはあまり計画通りには進められませんでした。私は浪人を経験しているのですが、浪人時は教科書レベルの基礎からやり直しました。

個別指導塾であるメディックTOMASを選んだ理由を教えてください。

Oさん: 私は高2まで集団塾に通っていましたが、合っていないと感じ、メディックTOMASに転塾しました。個別指導なので、とても質問がしやすく、「そんなこともわからないの?」などと思われる不安も不要なのが良かったです。
Tさん: 私は、メディックTOMASに通っていて、医学生となっていたいとこからの勧めで入会しました。集団塾では質問がまったくできなかったので、気軽に質問できるのがありがたかったです。

受験生の皆さんにアドバイスをお願いします。

Kさん: 結局のところ受験というのは、いかに勉強の習慣を身に付けられるかであると思います。コツコツと毎日努力を重ねることさえできれば、あとは自信をもって試験に臨むだけです。
Hさん: 私は現役時代に集団塾に通っていた時は、基礎をおろそかにしたまま無理に応用問題を解こうとして失敗してしまいました。とにかく基礎を固めることが大切です。また、最後まで絶対に諦めない心も大切だと思います。

どこよりも早い入試分析を実現! 第3部 2024年度私立医学部 入試最新分析

第3部では、メディックTOMAS校長 萩原より、2024年度の私立医学部入試の分析結果を解説しました。

まず、医学部入試を勝ち抜くためには分析力が大切ということを強調し、学力試験についてだけでなく、面接試験で重要となる建学の理念・学是など、大学側が求める学生像がどのようなものであるかを把握することの重要さをお伝えしました。

その後、日本医科大、順天堂大、杏林大、東京医科大、および昭和大の5大学について、2024年度入試の分析結果を説明しました。
(分析の詳細については、見逃し配信をぜひご覧ください)

最後に総論として、英語の重要性(入試だけでなく医師になってからも必要、共通テストで長文がどんどん長くなっている)をはじめ、全科目について基礎力が合否の分かれ目になることを強調しました。

第3部 2024年度私立医学部入試最新分析

YouTube公式チャンネルでの入試解説が人気を集め、メディックTOMASの顔として定着した校長 萩原。「YouTube見てます!」と保護者から言われることも多いのだとか。

大盛況! 現役医大生 個別相談コーナー

会場内には、全10大学の現役医大生に直接相談できる相談コーナーを設置。学生生活や勉強方法などについて、熱心に相談する受験生の姿が多く見られました。

参加大学生:東京慈恵会医科大、昭和大、日本医科大、国際医療福祉大、東邦大、順天堂大、慶應義塾大、千葉大、東京医科歯科大、横浜市立大から各2名

現役医大生個別相談コーナー

盛況だった個別相談コーナー。急きょ座席を追加した大学も。

メディックTOMAS職員による相談コーナー

医学部入試に精通したメディックTOMAS職員による相談コーナーも設置しました。

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