得意科目は予備校、苦手科目はメディック。
午前は予備校、午後はメディック。
メディックに入会した時期ときっかけは?
入会時期は高3の春です。
それ以前から映像授業の大手予備校に通っていたのですが、医学部をめざすのに映像だけで大丈夫か不安でした。
加えて、私は英語がかなり苦手で、予備校の医学部志望者向けのクラスにはついていけないと思い、個別指導でじっくり教えてもらえるメディックを選びました。
どのような指導を受けたのですか?
英語と数学を受講しました。
英語は高1~2のときにしっかりと勉強してこなかったので、基礎が全然身についておらず、特に文法が壊滅的だったので、文法の再インプットからお願いしました。
国公立志望と決めていたので、センター試験(現共通テスト)で9割以上とるためにも文法の強化は必須でした。
数学は割と得意だったので、未履修分野の数Ⅲをメインに扱っていただきました。
現役時は残念ながら不合格になってしまいました。敗因はどこにあったのでしょうか。
大きな理由は2つあります。
1つは各教科の学習時間の配分ミスです。
英語にもっと時間を割くべきだったのに、未履修で不安だった数Ⅲや物理にばかり時間を使ってしまったために、得意科目も苦手科目も中途半端なまま終わってしまいました。
もう1つは、言い訳になってしまうかもしれませんが、部活動です。
ラグビー部に所属していたので、引退が11月以降でした。
国立向けに5教科7科目仕上げるにはちょっと時間が足りませんでした。
続いて浪人の1年についてお聞きします。
浪人するにあたり、大手予備校の国公立医学部コースにも籍を置きました。
毎日朝から授業が組まれているので、午前中は大手予備校で授業を受けて、授業が終わり次第メディックに移動して、自習やT.A.
(ティーチング・アシスタント:難関大に通う現役医大生)への質問、個別指導の授業を受けていました。
大手予備校の医学部コースとメディック、それぞれどのように使い分けていましたか?
国公立医学部コースの授業は非常にハイレベルです。
得意科目は授業内容をおおむね理解できるので大手予備校で受講し、苦手な英語はメディックでじっくり教わるようにしていました。
環境面では、予備校は生徒数が多すぎて自習室の席が確保できないこともありました。また、講師や医学部生チューターに質問に行っても、流れ作業のような対応しかしていただけないことが多かったです。そこがメディックとの大きな違いでした。
メディックでは自習室の席で困ることはありませんでしたし、受講していた英語以外の科目の質問もT.A.が丁寧に教えてくれます。授業後は必ずメディックに移動して閉館まで勉強するのが日課になっていました。
英語の学力は目標レベルまで到達しましたか?
試験直前には95%を超えるようになっており、本番も無事に9割得点できました。
疑問はその場で解消できるし、今更聞けないような初歩的なことも何度でも教えてもらうことができたので、穴を徹底的につぶすことができました。これが勝因だと思います。
二次試験対策についてもお聞きします。
センター試験(現共通テスト)で9割前後の得点をとることを最重要視してきたので、秋~センター直前までほぼセンター対策にあてていました。二次試験対策は受験校を高知大に定めてから一気に短期間でつめこみました。
出願校は担任の鍋屋先生と英語の秋田先生と協議しながら、センターのボーダーラインと英語の出題内容をもとに決めました。
理系科目はどういう問題でもそこそこ対応できたので、問題はやはり英語です。
文法問題が単独で出るタイプの学校は避けて、長文の中で少し問われるタイプの学校を探し、高知大に出願しようということになりました
結果は見事合格! 本当におめでとうございます。最後に今後の目標をお願いします。
念願だった国立医学部に進学することができ、親孝行もできたので本当に良かったです。
ありがとうメディック!