まさかの不合格から
逆転合格!
高得点勝負を制した
勝因とは
筑波大附属駒場中合格
折坂 慎吾さん(仮名)
2月1日、開成中入試本番の朝。慎吾君は緊張して落ち着きがなかった。「いつもとは様子が違う」と心配していたお母様の嫌な予感は的中。最初の国語の失敗を取り戻すことが出来ず、合格確実と目されていた開成中学にまさかの不合格となってしまった。
家で荒れている慎吾君を見たお母様は心配になり、TOMASの熊丸先生に電話で相談。「注意やアドバイスはTOMASの先生に任せよう」となり、翌日慎吾君を一人で教室に向かわせた。
慎吾君が教室を訪れると、待っていたのは国語の武村先生、理科・算数の柴田先生。二人とも難関校へ多数の受験生を送り出してきたベテラン講師だ。先生たちと開成中入試の本番でできなかった問題を解き直すことで、慎吾君は気持ちを切り替え、本来のペースを取り戻していった。そして2月3日、本命の筑駒入試。開成のときとは一転して、まったく緊張しなかったという慎吾君。高得点勝負の入試を制して、念願の第一志望合格を果たした。
慎吾君は筑駒入試の勝因を、早い段階での苦手克服だと分析する。「筑駒で出る『すべて選べ』式の選択問題では、消去法が使えないから正確な知識がないと得点できない。TOMASで早くから理科の知識分野を対策していたのがよかった」。苦手な生物分野の早期克服が、合格に繋がった。
開成入試での失敗を乗り越えた今、不合格はよい経験だったと親子は口を揃える。「最後まで油断してはいけないことを学んだ。できない悔しや負ける辛さを知りました」と慎吾君。家族にとってはいつまでもかわいい年の離れた末っ子が、少し頼もしい表情を見せた。
合格を支えたもの

過去問優先順位リスト
解く順、解く年度をTOMASの熊丸先生がリストアップし徹底管理。「◎必ず行いたい〇行いたい△できれば行いたい」の優先順位をつけた。

過去問演習スケジュール
過去問に取り組む日時をあらかじめ決めて月間スケジュールに書き込むことで、やり忘れがないようにした。

合格発表・
入学手続きスケジュール
出願・受験・発表・入学手続きなどがスムーズに行えるように日程表を作成。怒涛の短期決戦に向けて、ご両親が役割分担できるようにした。
お母様に一問一答
合格発表の夕食は?
筑駒の合格発表が終わったときは、私も疲れ切っていて夕食を作れず、ココイチのカレーを買ってきて、家族で食べました。
ご家族の休日の過ごし方は?
家族みんなインドア派なので、ゲームをしたり、本を読んだり、PCで調べものをしたり。コロナ禍で外出できなくなってもあまり変わらないかも。
お父様との役割分担は?
夫はあまり受験に介入しないタイプです。子どもたちが勉強しているときもゲームしていましたし(笑)。
慎吾君を叱ることはありましたか?
ゲームや動画を見すぎていたときに注意するくらい。家では口うるさくしないように気をつけていました。
中学生になる慎吾君に一言
まずはお疲れさま。英語・数学ははじめが肝心なので、きちんと勉強もするようにね。
TOMAS本八幡校より
徹底した弱点補強と筑駒対策
理科の弱点補強をしたいと入会に至ったのが、小5の9月ごろ。理科の成績はすぐに向上し、その後は算数の弱点補強に移行しました。小6からは筑駒受験を見据えて国語の授業を追加。徹底的な記述対策を行いました。

熊丸賢也先生
個人情報が特定できないよう編集し転載しています