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家族というチームで
勝ち取った合格!

マイペースな悠斗君が
受験を通して成長できた、
ご両親のサポート術とは

慶應義塾中等部合格

山内 悠斗君(仮名)

志望校を決めたのは5年生。さまざまな中学校の文化祭に行き、校風を吟味したという悠斗君の感想は「開成は熱すぎる。麻布はチャラすぎる」。その中でピンと来たのが、慶應の文化祭。普通部と中等部を受験校に定めました。
中学受験のために塾へ行くのは当然という小学校の雰囲気の中、悠斗君も3年生から集団塾に通い始めました。しかし、算数のカリキュラムについていけず、授業後もあまり質問しないまま偏差値は30程度に低迷。クラスの順位も下がっていきました。3年生の終わりから集団塾準拠の個別指導塾へ通いますが、集中力がなく、1対2授業では寝てしまうというマイペースぶりでした。
困ったご両親は5年生の夏に、より厳しい管理を期待し、TOMAS松戸校を選びました。合格のためにやるべきことを見失わないように、夏休みや入試前などのまとまった勉強時間がとれる時期には、お父様がその日やるべきことを書き出し、やった成果をお母様が作った勉強時間管理表に残すことで、家族で課題を共有するよう努めました。「合格する方法はチームでひねりだしてきました」と受験を振り返るお父様。悠斗君にも受験を振り返ってもらうと、笑顔でこう答えてくれました。
「受験する前より、まわりの人が自分にどう関わっているかがわかるようになった。感謝できる自分になれたことが成長だと思います」。
この言葉を聞いたお父様は、少し驚いた表情をしたあと、目を細めて悠斗君を見つめていました。

合格を支えたもの | アイコン 合格を支えたもの

TOMASの先生からの一言

TOMASの先生
からの一言

過去問演習のたびにTOMASの先生に添削してもらっていました。ときには厳しいアドバイスが書いてあることも。

オリジナル過去問プリント

オリジナル
過去問プリント

途中式をしっかり書き込めるように、右側を空けた過去問プリント。これで途中式を書く習慣を身につけました。

お母様作成による時間管理表

お母様作成に
よる時間管理表

勉強時間1時間でシール1枚、10時間で自作の慶應シールがもらえます。努力のあとが目に見えるのは励みとなりました。

慶應をテーマにした社会科クイズ集

慶應をテーマにした
社会科クイズ集

入試直前に使い込んだ教材を、当日もお守り代わりに会場へ持参。本番の試験では出題されなかったものの、心の支えに。

地理暗記歌と確認テスト

地理暗記歌と
確認テスト

TOMASの先生が用意した歌で、地理の知識を楽しくインプット。テストでアウトプットできなければ叱られますが……。

塾と家庭のコミュニケーション

塾と家庭の
コミュニケーション

授業のたびに進捗をご家庭と連携。模試の成績を褒められた直後に「この時期はほかの受験生も頑張っているよ」と先生からのコメントが。甘やかしてはもらえません。

一問一答|アイコン ご両親に一問一答

question 出願校の決め手は?

answer 攻めの布陣で臨みました。すべり止めの学校には出願せず、合格したときに通わせてもよいと思える学校だけに出願しました。

question 不安はありませんでしたか?

answer もし結果が不合格であれば、次の日程をどんどん受験させる予定でした。それでもダメなら公立への進学でもよいと考えていました。

question 慶應の受験生にメッセージ

answer 「コネが必要」「面接で両親が揃わないと受験生は受からない」「集団塾の上位クラスでないと無理」などうわさが飛び交い不安になるかもしれません。うちはコネもありませんし、面接に父親は欠席しましたし、算数の偏差値も元は30台。慶應はまさに「夢の志望校」でしたが、希望を捨てないことで合格を勝ち取れました。

TOMAS松戸校より

ときに厳しく、ときに楽しく
本人に最適な指導を追及しました

悠斗君が苦手だった算数の指導では、問題をすぐに解き始めるのでなく、解く順番や時間配分を考えてから解くよう指導しました。また、悠斗君は社会の暗記を避けがちだったので、歌やクイズなどを交えて、楽しく勉強できるよう指導しました。

古川拓馬先生

中学受験情報誌『Schola』掲載の合格家族インタビューより
個人情報が特定できないよう編集し転載しています