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母子二人三脚で憧れの
志望校合格へ

同じ目線で気持ちを共有し、
ともに効率的な学習を模索

豊島岡女子学園合格

水原 李奈さん(仮名)

第一志望校を豊島岡女子学園中に決めたのは、小学3年生の頃。合唱団に所属していた李奈さんは、豊島岡女子のコーラス部がNHK全国合唱コンクールに出場していたのをきっかけに興味をもち、その後、訪れた文化祭で「生徒がみんな明るくて楽しそう」な校風にすっかり魅了されたそうです。
持ち前のひたむきさを発揮して熱心に勉強する李奈さんを、お母様が献身的にサポート。本人に代わってスケジュールを管理するなど、勉強に集中できる環境づくりを徹底しました。「受験生がやるべきことは膨大にあります。限られた時間のなかで、勉強以外の余計なことに気を取られないように効率を重視し、いろいろな工夫を凝らしました」(お母様)。
6年生の夏休み後に成績が伸び悩んだとき、お母様はあえて「このままじゃ受からないよね」と現実を突きつけます。「焦る気持ちを共有し、克服するためにどうすべきか同じ目線で考えました」。最終的には併願した最難関校の桜蔭中を含めすべての受験校に合格。念願かなって、この春からは憧れの豊島岡女子学園中に進学しています。李奈さんはすばらしい成果をおさめた受験生活を振り返り、「特に、最後の一年はあっという間でした。息抜きも大切だけど、勉強から完全に目を背ける日はなかったです」と語りました。

合格を支えたもの | アイコン 合格を支えたもの

部屋中に並ぶ本や参考書

部屋中に並ぶ本や参考書

リビングを勉強場所にしていた李奈さんは、リビングのいたるところに本や参考書を設置。すぐ手にとれる位置にあると、勉強の効率がアップする。

壁を有効活用

壁を有効活用

受験期には壁一面に間違えた問題などを貼り、常に目につくように。TOMASの根本先生による「国語テクニック」も壁に貼って頭に入れた。

お気に入りの筆記用具

お気に入りの筆記用具

使い込まれた太宰府天満宮の鉛筆には、一本ずつ異なる格言が刻まれている。カラフルな消しゴムは、使うたびにモチベーションが高まる。

カンペ特訓ノート

カンペ特訓ノート

間違えた問題や暗記項目はカンペにまとめて何度も復習。食事中などにお母様がカンペを持って出題し、李奈さんが解答する形式で特訓を重ねた。

お母様が受験勉強を
しっかりサポート!
スケジュール管理

スケジュール管理

月、週、日の3段階でスケジュールを把握。テストの日程や毎日の課題ノルマなどを細かく記入して、やるべきことを明確に。

インデックス貼り

インデックス貼り

冊数が増えてくると雑然としてしまうノートにはテーマごとのインデックスを貼り、何がどこに書かれているかを一目瞭然にした。

まとめノートづくり

まとめノートづくり

時間節約のため、お母様が社会や理科のまとめノートを作成。それを手本に、李奈さんが自らまとめノートをつくることもあったそう。

一問一答|アイコン お母様&李奈さんに
一問一答

question 併願校の決め手は?

answer 午後入試なども検討しましたが、体力的にもたくさんの学校を受けるのは厳しいと考え、2校に絞りました。1月受験を1校、せっかくなら最難関にも挑戦しようと桜蔭中を選びました(お母様)。

question TOMASをどう活用した?

answer 苦手な国語を克服するために、個別指導で穴を埋めました。わからないことをその場で質問できる点がよかったです(李奈さん)。

question 受験してよかったことは?

answer 心身ともに強くなったことと、勉強するたびに視野が広くなったことです。日常のいろんなことに興味がもてるようになりました。

TOMAS自由が丘校より

あきらめない意志の強さが
第一志望校合格につながった

李奈さんはとても努力家で、「絶対にあきらめない」という強い意志が感じられました。深く考えすぎて時間配分に失敗する傾向があったので、テンポよく解き進めるよう指導しました。憧れの学校で、充実した生活を送ってくださいね。

江上貴士先生

中学受験情報誌『Schola』掲載の合格家族インタビューより
個人情報が特定できないよう編集し転載しています