学生野球の本文は技術の向上を目指して練習する過程において将来社会で生き抜いていくための教育や心の鍛錬をする場所でもあると思います。そんな中、1000年に一度の大災害を経験した私たちには今、そしてこれから何をすべきかを考え抜いた一年でありました。
今年のスタートも神宮球場での開幕式でした。学生野球のメッカ神宮球場で入場行進できる喜びをいつも以上に感じて行進できたと思います。今年は被災された東北連盟のチームを代表して宮城県の2チームが一緒に行進をしていただき、開会式のあとに交流試合を行いました。東北の選手、指導者、保護者の方々も野球が出来る喜びをしっかりとかみしめていました。関東連盟の選手も野球ができるよろこびと今年のスローガンである「感謝の気持ちをチカラに換えて」この大会に臨んでいただきたいと思います。
本大会にあたり今年もリソー教育様はじめ関係各位の皆様のご支援を賜りますことに感謝するとともに選手達の一投一打に暖かい声援をお願いします。
今年はリトルシニア創立40周年を記念して関東連盟40周年記念大会兼日本選手権大会として8月1日から神宮球場を中心が大会が繰り広げられます。日本選手権出場を目指して精一杯のプレーが展開されますことを期待してご挨拶といたします。
この度の東日本大震災によって被災された方々に心よりお見舞いを申し上げます。被災地の一刻も早い復旧、復興を心よりお祈り申し上げます。
こうした厳しい状況の中で、今年も少年野球「リトルシニア関東連盟夏季大会」<トーマスカップ>が開催されるということ、そしてこの伝統ある大会を、引き続き私たちリソー教育グループがサポートできることを大変嬉しく思います。
スポーツのもつ力は偉大だと考えています。人間という存在の素晴らしさ、その無限の可能性、一瞬で見る人に伝える力があるのではないか、と思います。ただし、そうした人に感動を与えることが出来る選手というのは、必ず「感謝」の気持を心に秘めているのではないか、とも確信しています。
選手の皆さん、今野球をできることに、チームメイトと笑いあったり泣いたりできることに、監督さんの指導を受けられることに、ご家族と一緒に過ごせることに、何よりも普通の生活ができることに、どうぞ感謝の気持ちをもっていただきたい、と思います。
そして、思いっきり今大会でのプレーを楽しんでください。全力で悔いのないプレーを期待しています。
選手の皆さんの全力を振り絞った気持ちのよいプレーが、被災地の方々の勇気につながることを願って止みません。
私たちリソー教育グループは、これからも「勉強プラスワン」の理念で、全力で一つのことに打ち込む皆さんを、全力で応援していきます。