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母子で逆境を乗り越え
筑駒・開成にダブル合格

直前期の成績ダウンから、
どのように挽回したか

筑波大附属駒場中合格

津島 昌太郎君(仮名)

4年生の秋、進学塾に通っていた友達の影響を受けて受験に関心をもち、TOMASに入会。昌太郎君のコツコツと努力する性格もあり、成績はぐんぐん伸びていった。お母様もフルタイムからフリーの仕事に変わり、受験を全面的にサポートできる態勢に。6年生になるとトップ校を狙えるまでになった。
小6の夏、「暑いから」と昌太郎君がリビングで勉強していたところ、親子のコミュニケーションがとりやすいことに気づいたお母様。「わからないことがあっても、私が調べたり教えたりして即解決できる。勉強がはかどるんです」。
さっそくダイニングテーブルを移動して、リビングを模様替え。参考書やプリント類をきちんと分類して手の届くところに配置し、勉強中心の部屋に変化させた。成績はさらにアップし、10月の模試では筑駒、開成ともに合格可能性70~80%圏内へ。ところがこのあと、受験生活最大のピンチが訪れる。
「本番が近づいてきた焦りから、気分が乗らなくなって…」(昌太郎君)。成績はガクッと下降。12月の模試では、合格可能性が30%まで落ち込んだ。「TOMASの先生からは『このままでは筑駒は無理でしょう』とはっきり言われました。ネガティブ思考の子は筑駒には受からないと。ショックで息子も目を覚まし、よし、見返してやろうと発奮したようです」(お母様)。それからは「母が常にそばにいて息子をモニタリングする」という戦略のもと、リビングに布団を敷いて寝るのも起きるのも母子一緒という、まるで合宿のような生活に。
そして2月、筑駒・開成ともに合格した昌太郎君。「目標に向かって黙々と走っていく息子に“尊敬”を覚えていました。試験会場に入っていく背中を見送りながら、たくましくなったと感動したことを覚えています」と、お母様は当時を振り返った。

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こだわりの参考書

こだわりの参考書

自室の本棚には参考書がずらりと並ぶ。歴史はまず漫画を読んで全体像をとらえるなど、参考書選びにもひと工夫が。

一問一答|アイコン お母様に一問一答

question 勉強しなさいと言ったことは?

answer 自分で頑張るタイプだったので、言ったことはありません。受験直前は話しかけるのも怖いほど集中して勉強していたので、少し休んだほうがいいと言っていたほどです。

question TOMASの先生とはどんな関係?

answer 不安に思うことがあるとすぐに相談しました。切り替えが必要なときに的確なアドバイスをくださったのはさすがです。「麻布より開成に向いている」など、志望校選びでも客観的な視点でアドバイスしてくださいました。

中学受験情報誌『Schola』掲載の合格家族インタビューより
個人情報が特定できないよう編集し転載しています