case_11

家族総出で臨んだ
初めての中学受験

習い事感覚だった通塾が、
本気の受験勉強へ

聖光学院中合格

杉浦 祐斗君(仮名)

お父様の転勤で、小2のときに神奈川県に引っ越してきた祐斗君。新しい土地になじもうと習い事を探していたときTOMASと出会った。「そのときは中学受験をまったく考えていなくて。聖光学院という学校すら知りませんでした」(お父様)。習い事感覚で始めた通塾だったが、4年生で聖光学院の文化祭を見学した日を転機に、祐斗君のなかに「聖光学院に行きたい」という気持ちが芽生えた。
そこから本格的な受験勉強をスタート。「具体的な勉強法は先生を信じてお任せし、家族は体調と精神面を一番に考えて日々過ごしていました」(お母様)。お父様は「何か一つのことに家族が一緒になって励んだことは良い経験でした」と振り返る。
そして迎えた聖光学院の第1回入試。得意の算数で思わぬ失敗をし、不合格という予想外の結果に。「まさか落ちるとは思っていなかった」という担任の先生は、第2回入試でリベンジするため、講師を招集して作戦会議を決行。全教科の対策授業を行い、試験に備えた。
第2回入試の合格発表は2月5日の朝9時。お父様は「今さらジタバタしても仕方がない」と、祐斗君を誘って朝風呂に入った。インターネットで合格を確認したお母様がお風呂のドアを叩き、大声で「合格だよ!」。
湯船につかりながら合格を知った二人。杉浦家にとって忘れられない冬の朝となった。

合格を支えたもの | アイコン 合格を支えたもの

カウントダウンカレンダー

カウントダウン
カレンダー

試験までの残り日数を自覚させるため、本人に日めくりさせていたというカウントダウンカレンダー。

超基礎計算得点表

超基礎計算得点表

解くスピードが遅いことが課題だったため、超基礎的な四則計算を3分間で何問解けたかを日々記録し、冷蔵庫に貼っていた。記録は更新したときは、お母様が晴れマークやニコニコマークを記入。

理社間違いノート

理社間違いノート

地理が苦手で、特に地名を覚えるのが大変だった祐斗君。先生から「間違いノート」の作り方を教わり、模試などで間違えた問題の解説をルーズリーフにまとめた。苦手克服のコツは「受け身ではダメ。どうやって覚えるか自分で工夫しないと!」

文化祭で買ったクリアファイル

文化祭で買った
クリアファイル

小4から3年連続で聖光学院の文化祭を見学。校舎の写真がプリントアウトされたクリアファイルを机に飾って、やる気を高めていた。「本人の“行きたい”と思う気持ちが大切だと思います」(お父様)。

一問一答|アイコン ご両親に一問一答

question TOMASを選んだ理由は?

answer 子どもの進度に合わせた指導を希望していたので、個別に絞りました。個別塾を一つひとつ見て回りましたが、個別といっても実際は2人一緒に教えていたりするので、本当に「1対1」のTOMASを選びました。

question 叱ったりすることはなかった?

answer 不安になることはありましたが、元気に育ってくれればそれだけで良いと感じていた小さな頃のことを思い出すと、気持ちが落ち着きました。子どもと一番密に過ごせる時間かもしれないと思っていました。

中学受験情報誌『Schola』掲載の合格家族インタビューより
個人情報が特定できないよう編集し転載しています