生活や子育て、友人関係に関することなど、気になっているけれどどこに相談したらよいか分からないというようなことはありませんか?
リソー教育では親子教育相談室を開設し、子育ての悩みを気軽に相談できる環境を整えてきました。
また、
その一環として、朝日新聞の月刊コラムにて子育て相談のアドバイザーを担当しています。これまでの月刊コラムの記事を掲載いたしますので、ご参考になさってください。
子どもの気持ちが少々わからなくなっています。わかりやすい、よい方法はありますか?
お子さんが成長すると色々な悩みが出てきますよね。以下の点に気をつけてみてください。
(1) 自分が話す前に、子どもの話をよく聞いてあげてください。一方的なお説教は、子どもの心を遠ざけてしまいがちです。子どもに「話しても無駄だし」と言われていませんか?叱る必要がある場合も、まず子どもの言い分を聞き、対話になるような形で諭してみてはいかがでしょうか。
(2) 話を聞く時、自分が怒った表情や懐疑的な表情になっていたり、途中で話をさえぎったりすることはありませんか?子どもが話しやすい雰囲気作りも大切なことです。
(3 )子どもを取り巻く文化背景を知り、理解するように試みてください。親子の価値観に世代間や性別のギャップが出てくるのはよくあることですが、一方的にお子さんの友達の悪口を言ったりするなど、よく知らない段階で否定的な判断をすることは、子どもの立場からすると、親からの価値観の押しつけと感じられることが多いようです。
親の接し方の変化を、子どもが感じとると、しだいに態度が変わってきます。ぜひ試してみてください。