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横浜雙葉中学高等学校2026
※この記事はTOMAS主催 横浜雙葉中学高等学校 学校説明会(2026年5月7日(木)開催)での講演内容をもとに作成しています。
「自分を活かし、他者とともに幸せに生きていく力」を育む
日本に最初に来日したシスターによってつくられ、創立126年を迎える横浜雙葉中学高等学校(神奈川県横浜市・女子)。横浜の街を一望できる明るい校舎、花や緑に囲まれ、洋館が連なるアメリカ山公園からの美しい通学路と、恵まれた環境で中高6年間を過ごすことが、人格形成・成長を促し、支える部分も大きいと言います。
2026年度は2月1日がキリスト教の安息日・日曜日でしたが、第1回の入試日を変更せず、日程変更を行った他のキリスト教校との併願が可能だったイレギュラーな年。今後の志願者動向については、ここ数年の傾向、最新の模試などを確認しましょう。以下、TOMAS主催横浜雙葉中学高等学校 学校見学説明会概要をお伝えします。
説明会の内容
1.学校長挨拶:木下庸子先生
生徒はアメリカ山公園から本校への通学路を「日本一の通学路」と言う。春は桜、つつじ、今は紫蘭が咲いている。この環境が成長に与える影響は大きい。創立したシスター(マザー・マチルド)は、学校周辺に咲く紫蘭から紅蘭という校名を付けた(1900年横浜紅蘭女学校創立、1951年雙葉、1958年横浜雙葉に校名変更)。紫蘭の花のように、しなやかな心の優しさと芯の強さを併せ持つのが本校生徒の特徴。
中高の6年間で多くの経験と成長を重ねること。その積み重ねこそが、将来の人生を支える大切な土台となる。AIの時代において、これからの教育に求められるものは「自己肯定感を育て、周囲の人とともに幸せに生きていく力」。学力などの認知能力とともに、思いやりや粘り強さと言った非認知能力があってこそ、人は自分自身を、そして周囲の人をも幸せにすることができると考えている。横浜雙葉には伝統的にそのような教育がある。
2.学校プロフィール
■環境:緑豊かな山手の丘の上にあり、環境がよい。みなとみらい線元町・中華街駅からはエスカレーターで丘の上までのぼることができる。アメリカ山公園からの通学路が本当に美しい。
■歴史:1872年に日本に最初に来日したシスター、マザー・マチルドによってつくられた学校。当初は捨てられた子どもたちの世話、外国人教育のための学校と手を広げ、日本人教育のための学校の要請から本校を創立、その後もアジアで同趣旨の学校を創立。今日でもアジアの姉妹校との交流がある。
■校訓と校章:国内・海外の姉妹校も同じ校訓、校章。盾はキリスト教の精神、マーガレットは清純な心を象徴。
■学年編成:併設小から80名、中学受験で100名(うち10名弱帰国)が入学し、均等に混じる。「違っていて当たり前」。お互いを認め合って学校生活が始まる。クラス内の係活動などのペア(同じ小学校の人と組まない)、宿泊行事を通じて、すぐに打ち解ける。
中1:36×5クラス・・・先生とのかかわりを増やせるように
中2~:45×4クラス・・・45人いれば、自分と会う友達が必ず見つかる、45人でもやっていける
■生活:7:30~8:15登校、8:30授業開始、最終下校(クラブ無16:30、クラブ有17:30、自習(中)17:00、自習(高)18:30。
・放課後自習(生徒ホール:飲み物・教え合い可、自習室(ブース)・図書館:飲み物・私語不可)
・昼食:教室で弁当を食べる(食堂なし)。アプリで弁当注文可。パンの自販機有。
■教育理念:「キリスト教の価値観に基づいた教育」ではあるが、宗教を押し付けることはなく、キリスト教の言う普遍的なこと(一人ひとりが大切な存在、ありのままの自分を大切にする、自分が受け入れられていることを知る)に則って教育を行う。すると、生徒たちは、自分の可能性を誰かのために活かそうとし、様々なことに挑戦していくようになる。他者に開かれた心をもち、世界をよくしていくために自分にできることは何か、ということを考えるようになる。自身を深め、高め、人と関わり、世界をつなぐ生き方をしてほしい。
3.豊かな学び
■ともによりよく生きる well-being:自分と同じように人を愛し、他者とともに生きることの大切さを、実践を通して学ぶ。自分の可能性を信じて自己肯定感を高める。教員が一人ひとりのタレントを見て、チームで伸ばす。生徒は安心感から自己肯定感を高め、「よりよく生きる」を実践する。教員が「よく生きる」ロールモデル。
【総合学習・探究活動】・・・6年間の様々なプログラムを通じて、自分を見つめ、自分の将来を考える。
中1:探究スキルの取得(他者とのコミュニケーション、質問。お礼の仕方など)
中2:自然とのかかわり(フィールドワーク、野菜を育てる)
中3:社会とのかかわり(横浜市ボランティアセンターからの紹介、夏休みの自主参加を奨励。100名/180名ほど参加。→振り返り。外部の方とのかかわりをもつと成長する)
高1:NGO支援活動(NPOの協力、震災被災地など)
高2:個人探究(卒業生の協力。創立126年、活躍分野多岐に渡る)自分の関心、その理由は何かに向き合う。
高3:活動のまとめ
■グローバル教育(地球市民教育、グローバル・シティズンシップ教育):世界を理解し、他者と協働し、地球規模の課題に主体的に向き合える人を育てる。
・姉妹校・サン・モール・インターナショナルスクール相互交流(中学生の交流が主)。
・シンガポール・マレーシア姉妹校交流(20人あまり)。相互交流。中3以上希望者。
・カンボジアスタディーツアー:豊かな文化、内戦の傷跡、急速に進む経済成長とその反面の経済格差を体感。
・オーストラリア特別研修:アデレードorブリスベン(中3・3か月、希望制、若干名)。英語というツールで様々な文化を学ぶ。
他、スミス・カレッジ特別研修(希望者)、TGG(中1・2)、上智大学主催タイ・スタディツアー(希望制・高・若干名)
■外国語教育(英語教育)
・20名の教員(ネイティブ含む)による丁寧な指導で、英語4技能を高いレベルで修得。
・【到達目標】:CEFR:中3でA2、高1でB1。英検®:高2で準1級。
・中学生英検®対策講座、帰国生・検定上級者向け講座(週1、ネイティブ)、英作文特別講座、フランス語講座など。
■ICT教育:デジタル技術を活用した学びの質的向上、未来の社会を生き抜くための情報活用能力の涵養
・問題演習、調べ学習、実験、観察の結果の記録、実験データの解析でのChromebook活用
・アプリ活用:オシロスコープ、ELSA for school(AIスピーキングコーチ)、スタディサプリイングリッシュ(英検®)
■可能性の扉を開く教科教育:生きる力を育む/非認知能力を育てる
・基礎学習の徹底:バランス重視の教育課程(中学)。中3~英数習熟度別クラス(2クラスを3分割)。学習課題のある生徒への放課後補習。極端な先取り学習は行わない。
・補習・講座・講習
中学生:補習、希望制講座、試験前自習教室
高1・2:希望制講座、夏期講習
高2・3:大学受験対応・・・通常演習補習、夏期講習、入試前特別講座
・「学び」の継承:高3から後輩へ(1月)、中2から中1へ(6月)
■豊かな体験とキャリア教育:生徒が自分を生かす場を見極め、希望する進路を実現していけるようサポート
・卒業生によるキャリア講演会・特別講義・受験サポート・・・創立126年。多岐にわたり活躍する多くの卒業生。
・高大連携:上智大学、北里大学・・・その他の大学による大学模擬授業、大学説明会も。
・海外大学支援(UPAS・海外大学進学協定校推薦制度で、昨年6名合格)
4. 行事の紹介
立地:
■行事:自分たちで企画運営。自分たちの能力に気づく場面。非認知能力、成長は教え込むことではなく、様々な行事などを通じて自分でつかみ取るもの。
・球技大会:クラス対抗で盛り上がる。クラス替え後、クラスの団結ができる最初の行事。【クラスの絆】
・運動会:学年対抗。伝統の高3ダンス。【学年の絆】
・雙葉祭:クラブ発表が主。多くの方が来校する。【クラブの絆】
・校外学習(修学旅行):中3日本の文化を学ぶ旅(京都・奈良)、高2平和を祈る巡礼の旅(長崎)
・クラブ活動:活動時間1時間半(4時―5時半)、集中して活動。クラスは毎年変わるが、クラブは長い時間かけて友情を育むことができる場。
・校内ツアー(生徒広報部)
5. 進路指導
■大学合格状況:生徒の希望を支える進路指導
・中1・2:学習習慣と基礎の徹底/中3・高1:高校基礎科目の学習進路選択/高2・3:受験準備・大学受験
・理系進学・医療系ガイダンス
・推薦制度(指定校推薦)多数。特に上智大学はカトリック・高大連携により、かなり多い(希望者数により変動)。
6. 2026年度中学入試について
■中学入試:一般入試2/1・2、帰国入試12月。
・2回受験の場合、第2回入試のボーダーで優遇あり。一般入試は第1・2回とも倍率1.7~2倍ほどで推移。
❖学校イベント
・オープンスクール:6/20(土)
・学校説明会:7/4(土)
・ミニ学校説明会:8/30、9/6、9/27(日)、12/19(土)
・雙葉祭:10/17・18(土日)
・帰国生向けオンライン説明会:6/17(水)
英検®は、公益財団法人 日本英語検定協会の登録商標です。このコンテンツは、公益財団法人 日本英語検定協会の承認や推奨、その他の検討を受けたものではありません。