めざすなら知っておきたい 中学受験 学校情報
明治大学付属中野中学・高等学校
※この記事はTOMAS主催 明治大学付属中野中学・高等学校 学校見学説明会(2025年9月11日(木)開催)での講演内容をもとに作成しています。
知徳体をバランスよく育み、礼節をわきまえた「いいやつ」に
明治大学付属校唯一の男子校、きめ細やかな学習指導はもちろん、挨拶、礼節、身だしなみや時間厳守など、生活習慣の指導に定評のある、明治大学付属中野中学・高等学校(東京都中野区・男子)。大学卒業までの10年、また、その後も生涯付き合える「いいやつ」が育まれる環境。入試は2025年度と同要領で実施予定。試験後の解散は受験番号順となるので、午後入試を併願する予定がある場合は、早い受験番号をとれるよう、出願時刻に出願できるよう、予め準備しておきましょう。
校長挨拶 校長・清水孝先生
校訓:「質実剛毅」「協同自治」
合言葉:「みんなで仲良く 正直に 真面目に 精一杯努力しよう」
「みんなで仲良く」に意味がある。付属校なので、大学まで10年間机を並べる「仲間」。本校は男子校だが、別学は人づきあいが濃くなる傾向。中高時代は人との距離感を学ぶ時期。子どもっぽい男子がありのままにいられる。
教育理念・目的【スクール・ミッション】
校訓に則り知徳体をバランスよく育むとともに、文武両道の推奨を通して、校歌に謳われる「世の人の為、国の為」(校歌より)の精神を体現し、広く社会で活躍できる有為な人材の育成を目指す。
- 挨拶、礼節、身だしなみをきちんとさせる。挨拶とは相手の尊重、敬意の表れなので、自分から挨拶できるように。
- 時間を守る。本校は何事も10分前の精神。8:30HR→8:20着席。5分10分の電車の遅延は認めない。大事な時に失敗しないように、癖をつける。生活習慣を注意されるのは中高生の間まで。卒業生にはそれがよかったと言われる。
- 文武両道。中1はほぼ100%部活加入、7割ほど高3までやり遂げる。付属ならではの時間的ゆとりで好きなことを追求。
- 「有為な人材」については、能力はもちろん、人間性の部分を育てたい。「いいやつ」といわれる男子に。優れた人間性をもち、生涯付き合える仲間に。cozyな人間性。
学校紹介
通学至便な立地
- 東中野(JR総武線、都営大江戸線)、落合(メトロ東西線)より徒歩。明大付属校では、中野と世田谷は駅から徒歩で便利だが、校舎はやや小ぶり。八王子、明治はスクールバス利用だが、その分広く充実した施設。
- 施設の特徴:2018年までにほぼ全面建て替え。人工芝グラウンド。
明大付属校の利点
- 大学と連携したキャリアデザイン/生徒会・部活動に熱中できる/簿記などの資格にも積極的にチャレンジできる
生徒の雰囲気
- さまざまなタイプがいるが、男子校全般の特徴として、穏やかな生徒、素直で思いやりのある生徒が多い。のびのびと過ごせる。
- 出席率が高く、6か年・3か年皆勤多数。
- 中270/学年、高420/学年と規模が大きく、同じ趣味趣向の生徒が必ずいる。
明大中野の1日
- 8:20までに着席(携帯は朝先生に預ける→休み時間は生徒同士のコミュニケーションの時間)、食堂は高のみ利用・基本は弁当持参、校内での弁当・パン販売あり、最終下校19:00(中18:30)。
学級編成
- 中:1学級38-39名×7学級(今年度より1学級増やしてクラス人数減。)→高40-42名×10学級
- 高2・3:文系・理系の2コース(理100-140名程度)。
教科教育の概要
- 全教科をバランスよく学ぶカリキュラム。学習進度ははやすぎず、先取り学習もほとんどない。
- 中学iPad貸与、高WindowsノートPC購入(次年度以降変更の可能性有)。
英語教育:4技能をバランスよく伸ばす。
- 中1・少人数で授業展開→中1・2でネイティブ教員による英会話授業→中3-高2で1:1オンライン英会話
※習熟度別のクラスはどの教科もやらない。
主な行事
- 校外学習/教科見学会/体験型英語学習/六大学野球応援/桜山祭文化の部・体育の部/スキー・スノーボード講習(任意)
- 全員参加の宿泊行事:学年旅行(中1、1泊2日)/校外研修(中1・2・高1、2泊3日)/修学旅行(中3、3泊4日、高2、4泊5日)
海外研修・留学制度(希望者)
- アジア途上国は今年から。教員引率ならではの体験。よい企画があれば増やしていく。
- NZ語学研修(中3、11日間、ホームステイ)/アメリカ研修(行先変更可能性有、高2・3、10日、ホームステイ)
- カナダターム留学(高1、3学期、選考あり)
- 途上国の産業や民族共生をテーマとした海外研修(中、8日、ボルネオ・プランテーション農業、民族共生)
- 「貧困と絶景」をテーマとした海外研修(高、5日、スラム街、世界遺産など)
部活動:運動部21、文化部14。仲間との深い絆、世代を超えた終生の友を得る
- 入部率中学9割超え、高校7割超。
- 運動部の活動が5-6日あるため、兼部不可。部活動と勉強の両立では、むしろ、バリバリやっている人の方が自己管理能力の向上につながり、成績がよい。
- 一部の運動部は校外施設を利用。
進路指導
早朝・放課後講習/職業体験/進路セミナー(協力:NPO法人)/進学講演会(協力:大手予備校)/OBによるガイダンス
明治大学との中高大連携
特別進学講座/公務員ガイダンス/留学ガイダンス/理工学部、農学部、総合理数学部キャンパス見学会・セミナー/大学学部公開授業聴講/語学基礎講座/法曹入門講座/簿記講座
進路状況
卒業409名、明治大学327名(8割程度)、国公立7名ほか
明治大学への推薦入学基準
- 高校3か年総合成績(中入生と高入生は同条件)/定期テスト14回/推薦学力テスト(高2×1、高3×2)
- 出席状況、生活指導上の問題がないことは必須。
- 条件付きで国公立大学や一部大学校との併願制度あり(成績上位者。学部学科制限有=明治大学の推薦を受ける学部と同じ学問ができること)。利用者はあまり多くない。
本校の強み
- 大学付属という環境を生かした教育。
- 将来について考え、行動に移す時間と機会がある。
- 生徒会活動や部活動に打ち込める。
- 規律ある生活の指導(挨拶、時間厳守、服装、頭髪など)。
- 保護者やOBと学校との連携・絆が強い(保護者会6回/年)
本校の奨学金制度
入学後の成績優秀者に対する高校特待生奨学金/入学後の家計急変修学サポート/ターム留学者・海外留学者
2026年度中学入試
- 2025年度と全く同じ。国社理算の順に実施、社理の間は休み時間なし。
- 受験番号順の時差解散…午後受験検討の場合は早い受験番号がとれるよう、早い出願を。
- 科目ごとの最低点なし、複数回受験は第2回で3点加点。
- 第2回で補欠表示予定、繰上げ合格は電話で(招集日当日くらいまで)。
- 各教科とも基本問題で確実に得点し、合格ラインに届くように学習を。