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やらされるのが嫌い!
マイペースを貫いた中学受験

何度叱られても途中式が書けず失点…

渋谷教育幕張中合格

萩原 旬平君(仮名)

 受験勉強を始めたのは小3の2月。一貫校に通っていたため受験はあまり考えていなかったが、お母様の友人の勧めで見学したTOMASで「ここなら習い事と両立しながら受験できるかも」と入会を決めた。面談で渡されたアンケートに書いた志望校は、渋谷教育幕張中。家から近いことに加え、大好きな高校生クイズの常連校というのが理由だった。
 もともとマイペースな性格の旬平さん。お父様から学習スケジュールを立てるように言われても、「〇ページまでやりなさいと課せられるのが嫌だ」と常に自分のペースで勉強し た。そんな旬平さんには、自分のペースに合わせてくれるTOMASのカリキュラムが心地よかったらしく、学習を始めると成績は順調に推移した。しかし、唯一直前まで課題だったのが、算数の途中式。「頭の中の計算をどうやって書けばいいのかわからなくて……」(大樹さん)。「連絡帳にも毎日のように『途中式を書きましょう』と書かれていて、『また書いてなかったの!』とバトルになることもありました」(お母様)。何度言われてもなかなか直せなかったが、過去問演習に入り「これでは得点をつけられない」と先生に言われたことで、改善に本腰を入れた。途中式を書くようになり余計な失点が減ると、過去問の点数も徐々に安定。9割程度の得点を記録することも珍しくなかったという。
 直前期も自分のペースを貫いた。TOMASの授業は基本的に2限(17:20〜18:40)までに終え、その後は自分が必要だと思った学習を好きなだけ。決して誰かにやらされることなくのびのびと学習を続け、入試本番を迎えた。受験を振り返り、「特に辛いことはなかったです」と旬平さん。まさに自然体のまま駆け抜けた3年間だった。

中学受験情報誌『Schola』掲載の合格家族インタビューより
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