成績低迷を
父娘で乗り越えて
紆余曲折の中学受験を支えた父の行動とは?
雙葉中合格
入江 真美さん(仮名)
雙葉中との出会いは3年前。学校見学会に参加した際に、「美しい校舎、かわいい制服、ユニークな先輩たち」に惹かれて雙葉中を第一志望に決めた。成績は良好、志望校も決まって順調に進むかと思われた中学受験だったが、コロナの影響による学校と塾の一斉休校に翻弄されることになる。
ご両親は共働きのため一人で家庭学習を進めることになったものの、YouTubeばかり見てしまって勉強に身が入らなかったという。1カ月後に塾が再開され、最初に受けたクラス分けテストではひどい成績をとってしまい、クラスが下がってしまった。当時を振り返り、「雙葉はもう無理かと思いました。ここからどうやって挽回するか家族で話し合いを重ねました」とお父様。特に苦手意識が強くなっていた算数を克服するために、お父様が選んだのがTOMAS。「娘が誰にも遠慮しないで質問できる環境を用意してあげたくて…。完全1対1という指導形態が決め手になりました」。半年ほどで偏差値は50から60へ上昇し、苦手を克服。小6の後半からは過去問の演習指導に専念することができた。
年末までは不安が大きかったものの、1月の試験で合格をもらったことで弾みがついた。雙葉中の試験当日はまるでTOMASに行くときのように「行ってくるね!」と言って試験会場に入っていったそう。合格を知ったときは驚きよりも安堵の方が大きかったという。
親子で駆け抜けた中学受験を振り返っての感想を聞くと、「反発したくなることもあったけど、父も私が寝ている間に問題の丸つけやテキストの整理を頑張ってくれていたので、何も言いませんでした。今は感謝の気持ちしかありません」と真美さん。親子が互いを思いやる気持ちが、合格という結果につながった。
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