連戦連敗…大きな試練を
家族で乗り越えて
1月の不合格を跳ね返した母のポジティブ作戦とは?
筑波大附属駒場中合格
髙橋 洋一君(仮名)
洋一さんとTOMASの出会いは小4の12月。幼いころから算数が大好きで、苦手教科の克服よりも得意教科を伸ばそうと考えて入会した。「小さいころから算数は得意で、周りからほめられることもありました。思えば自分の秀でていたところなのかなと」(洋一さん)。入会当初は図形を苦手としていたが、一通り学習するとすぐに克服。持ち前のセンスを発揮しながら、対策は順調に進んでいった。
試練が待ち受けていたのは小6の1月。自信をもって挑んだ初戦の栄東中東大特待クラスで、まさかの不合格を喫してしまう。「落ち込みはしませんでしたが、正直驚きました。何があるかわからないなと」(洋一さん)。一度狂った歯車はなかなか元に戻らず、その後の入試も連戦連敗が続いた。そんなときに洋一さんの支えとなったのは、お母様のポジティブ思考。「1月の結果は振り返らないことにして、もう前に進むしかないと。これからが本番だという気持ちで、悲しむ暇もないほど過去問を解かせました(笑)」(お母様)
気持ちを切り替えて臨んだ2月入試は、なんと全勝。見事1月入試の雪辱を果たしてみせた。波乱の入試を振り返り「1月に全勝していたら絶対に気が緩んでいたと思います。辛いこともありましたが、それをバネに頑張ってくれました」とお母様。逆境を跳ね返して合格をつかんだ洋一さんに、大きな成長を感じていた。
お母様に一問一答
受験を通しての反省点は?
過去問をもう少し早くスタートすればよかったです。想定ではすべての科目を10年分やる予定でしたが、受験校が増えたこともあり、時間が足りなくなってしまいました。(お母様)
後輩にアドバイスを送るとしたら?
理科や社会の基礎的な知識は小4・小5の間に覚えておくのがよいと思います。僕自身、もっと早めに学習しておくべきだったと反省しています。(洋一さん)
中学でやってみたいことは?
勉強と運動の文武両道です。もともと運動は苦手なのですが、身長が高いこともあって周りの人にすすめられるので、中学ではチャレンジしたいです。(洋一さん)
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