担任との「弱点深堀り」
が照らした勝利への道
メンタルを支えるために心掛けたこととは
桜蔭中合格
石元 洋子さん(仮名)
小さい頃からスポーツが好きで人一倍負けん気が強かった洋子さん。その姿を見たお母様が「この性格を勉強に活かしたら強みになるのでは」と入会を勧めたことがきっかけで受験勉強を開始したそう。4、5年のときは習い事に重点を置いたため、受験モードに切り替わったのは6年春のこと。「やるなら一番上をめざしたい!」と女子御三家の最難関・桜蔭に狙いを定めることに。
当初の偏差値は遠く及ばなかったものの、「絶対に桜蔭中に行く」と心に誓ったときから大きな変化が起こった。今までとは打って変わり、自ら進んで自習室に通い、家でも問題集に没頭する毎日。
しかし、結果はなかなかついてこなかった。流れを変えようと毎日12 時間必死に勉強したものの、8月の模試ではワーストをマーク。「志望校を変えようと真剣に説得しましたが、本人の気持ちは揺るがなかった。それならば最後まで応援しようと親子で覚悟を決めました」とお母様は振り返る。
そこからは担任の先生とも面談を重ね、弱点を見つめ直した。一番のネックは、メンタルの揺れ。ある模試では算数の1問目につまずいたことから全教科総崩れに。以降、計算間違いには特に注意して集中力を養ったそう。煮詰まったときにはお母様から声掛けをして、弟と3人でバドミントンをして積極的に息抜きをさせるよう心掛けたという。
そして迎えた試験当日。これまで積み重ねてきた勉強を思い出すことで、不思議と落ち着いて問題を解くことができたそう。翌日の合格発表では、期待と不安のなか、PC画面をのぞくと、そこには―。「あった!」と思わず渾身のガッツポーズ! 生まれて初めて、嬉しさのあまり涙が頬をつたったという。親子で喜びと悩みを共有し合った3年間、夢にまで見た合格を勝ち取ることができた。
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