低学年からのスタートで
難関中で求められる思考力を鍛え上げます

TOMASのノウハウを結集し、最難関中学受験専門個別指導塾として2020年2月に開校したスペックTOMAS自由が丘校。 TOMASの優秀講師が一堂に会し、小学1年生からの早いスタートで思考力・判断力・表現力を鍛え、余裕をもって難関校合格をめざします。教室責任者の山内雄介先生にお話を伺いました。

スペックTOMASのカリキュラムは小学3年生から始めるカリキュラムになっています。
3年生から始めるメリットは何でしょうか。

どれだけ早く基本的な単元学習を終えられるかどうかが難関校合格のカギになります。本格的な中学受験は4年生から始めるというのが一般的ですが、それを1年前倒しすることによって、アドバンテージが得られるだけでなく、詰め込みではなく“余裕で合格すること”が可能になります。また、小学生時代を中学受験だけで終わらせるのでなく、スポーツや習い事と両立しながら志望校合格を実現するのもスペックTOMASのコンセプトです。難関校の問題では、式・考え方を書かせる問題や、答えを1つに絞ることができない問題について自分の意見を100字~150字程度でまとめさせる問題などが増えています。問われたことについて、子ども自らが主体的に考えて発信していく力が、求められていると言えます。こういった力は知識の詰め込みや付け焼刃的な過去問演習では身につきません。個別指導で早いうちから練習することによって、初めて形になります。スペックTOMASの授業では、講師が発問で生徒自身の考えを引き出しながら、生徒の主体的な学びを促し、思考力・判断力・表現力を鍛えます。

3年生ではまず、どのような学習から始めるのですか。

当然、計算問題や漢字・ことばの問題など受験に必要な知識も扱いますが、算数では思考力タイプの問題や、国語では自らの体験に即した作文を書かせるような問題も扱います。知識だけでなく子どもたちが自ら学ぶ姿勢を引き出す学習を大切にし、低学年から思考力や表現力の土台をつくっていくのが3年生の学習目標です。

4年生、5年生のカリキュラムの特徴を教えてください。

国語と算数は5年生までに入試で問われる単元学習をひととおり扱います。理科と社会は4年生から6年生前期にかけて単元をひととおり学習していきます。知識として学んだことと、生徒の「なぜ?」「どうして?」という好奇心を結びつけ、低学年のときより抽象的で高度な思考力を養っていくのが4年生の学習目標です。5年生からは、3・4年生でじっくり鍛えた思考力・判断力・表現力を土台に入試実戦力を鍛えていきます。

6年生ではどのように仕上げていきますか。

大きく前期と後期に分け、前期で単元の総復習、後期からは過去問を使った実戦演習に入ります。国語と算数は8月、理科と社会は9月までに過去問の学習をスタートさせます。早い時期に過去問の学習に着手することで、志望校合格へのモチベーションがさらに高まるとともに、本人の学力と志望校の合格レベルの差を踏まえた実戦的な対策が可能になります。

年度途中で入塾するのは可能なのでしょうか。

3年生から5年生の小学生なら、選抜テストを受けて基準をクリアすればいつでも可能です。入塾後は、必要に応じてカリキュラムをさかのぼって授業を行い、本来の進度に追いつくように集中的に学習計画を進めます。

スペックTOMASの強みは何ですか。

中学受験塾がひしめく自由が丘において、スペックTOMASには際立ったユニークさがあります。まず大きな違いは、他の進学塾が集団指導形式をとっているなか、生徒一人に先生一人の個別指導形式であることです。集団指導のカリキュラムについていけない方も、物足りない方も両方のニーズに応えることができます。最難関校合格のための専用カリキュラムを個別指導でどんどん進めていくという中学受験のスタイルは、スペックTOMASにしか実現できない強みです。

かなり進度の速いカリキュラムとなっているそうですが、途中でカリキュラムについていけなくなる心配はありませんか。

選抜テストで合格した一定基準以上の子だけが入塾していますので、カリキュラムについていけず、大きく遅れてしまうお子さんは少ないです。得手不得手はもちろんありますが、わからない部分があればその場で質問してすぐ解決できる環境が整っています。講師のいる席は扉のないオープンスペースになっているので、気軽に立ち寄って質問できます。

現在、どのような生徒さんが通っていますか。

私立小学校の生徒が多く通っています。私立の生徒は一般的に学校行事や習い事で忙しいですから、集団塾より授業が調整しやすい個別指導形態がよいという声をいただいています。学力はあっても「好きな勉強だけを好きなようにしかやらない」というお子さんが多いので、きちんと志望校に合格できる力をつけさせていくというのが我々の役割だと思っています。

どのような講師が指導を担当しますか。

優秀な講師陣が我々の強みです。在籍する20~30名の講師のうち全員が難関中学への実績のある社会人講師です。本日いる講師の合格実績だけで筑駒、灘をはじめ、御三家6校、渋幕、早慶附属全校が揃います。安心してお任せいただける講師陣と自負しています。

小学1・2年生のプレコースの特長は何ですか。

3年生からの「スペックTOMASカリキュラム」に向けた準備講座という位置づけになります。オリジナル教材で算数・国語の基礎を築くとともに、学ぶことの面白さに触れ、主体的な学習習慣を身につけます。